本日も行なわれたWin The Decksトーナメント。見事優勝を遂げた井上真尚にシールドデッキを組んでいくプロセスとはどんなものなのか聞いた。
―― まず、カードプールを渡されてデッキを組み始める訳ですが、どの用に考えてデッキを構築したのでしょうか?
井上 そうですね、カードプールを見た時の印象は緑のクリーチャーが強いなということでした。《極楽鳥/Birds of Paradise(M10)》と《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M10)》というマナ加速があり、《暴走するサイ/Stampeding Rhino(M10)》と《霧の豹/Mist Leopard(M10)》が2枚ずつと重めで優秀なカードがあり、《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》でマナ安定もするので、緑のクリーチャーを軸にデッキを構築しようと決めました。
―― そして、次の色を決めるということになるのですが(井上は緑赤タッチ黒でデッキを構築している)その際には何を基準にしたのでしょうか?
井上 他の色のカードを見ると、クリーチャーがちょっと少ないなという印象を受けました。なので除去を多く入れて、除去と緑のクリーチャーで攻めようかなと。《火の玉/Fireball(M10)》《地鳴りの一撃/Seismic Strike(M10)》《稲妻/Lightning Bolt(M10)》《暗殺/Assassinate(M10)》が2枚、《破滅の刃/Doom Blade(M10)》と除去は豊富だったので。赤を黒より濃くした理由は、赤と黒のクリーチャーを比べて赤の方が優秀だったというのと、《地鳴りの一撃》という《山》の数を参照するカードがあったからですね。
サイドボードには2枚の《死の印/Deathmark(M10)》が眠っているのですが、黒いカードの枚数が多くなっても《極楽鳥》と《国境地帯のレインジャー》というマナベース安定をかねているクリーチャーがあり、《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M10)》も2枚あったので、除去を追加したときに色事故に遭うかも知れないという不安は少なかったですね。実際サイドインした2枚の《死の印》が活躍してくれました。
―― 優秀なクリーチャーをベースに除去のサポートというオーソドックスながらも強力なデッキを完成させて、見事優勝された井上さんですが、M10のリミテッド環境の印象はどうですか?
井上 やはり緑のクリーチャーが強力だと思います。そのクリーチャーをベースに赤か黒の除去を組み合わせるという、今回みたいなデッキを組めたら強そうですね。
あとは強力なアンコモンが多いかなと思いました。《火の玉》なんかは勿論ですが、《セラの天使/Serra Angel(M10)》なんかがアンコモンってのは怖いですね。2枚出されたら流石に悶絶しちゃいますよ。
そう、昔からの強力カードである《セラの天使》が今回はアンコモン枠に入ってるのだ。他にも多くの強力カードがアンコモンとして収録されており、これからシールドやドラフトを数多くやっていく上で、それらに頭を悩ませられる機会も多いのではないだろうか。このカバレッジをご覧のみなさまも、M10が発売されたら是非ドラフトやシールドといったリミテッドのゲームを楽しんで貰いたいと思う。
―― Win The Deck トーナメント優勝おめでとうございます。
木村 ありがとうございます。
―― ずばり、今回の勝因をお願いします。
木村 ただただ、デッキが強かったです。デッキを再配布された時点で勝つ気マンマンでしたよ!
―― その強いと豪語するデッキですが、どのように組んだのでしょうか?
木村 緑黒タッチ赤で組みました。《広漠なる変幻地》が2枚と《国境地帯のレインジャー》があったので、3色にすることには全く抵抗がありませんでした。2枚の《火の玉》と1枚の《稲妻》と強力カードだったので、これらのカードが使いやすくなり、ありがたかったです。
―― そう言った除去カードが強いのは当たり前ですが、その他に活躍してくれたカードを挙げるとすれば何になるでしょうか?
木村 《吠えたけるバンシー》(2黒黒の3/3飛行、場に出たらお互いのプレイヤーは3点のライフを失う)が強かったです。3/3飛行が強力なのは勿論ですが、ダメージレースを優位に進めている時に、クロックが大幅に進むのが強力でした。
また、除去が多めのデッキなので《エルフの幻想家》もやり手でしたね。ドローを進めることで除去を引けることも増えますし、このM10シールド環境では2/1が多いように感じたので、立っているだけで相手がアタックを躊躇する場面も多く、その間に飛行クリーチャーで殴り切るということも出来ました。
そんな、飛行クリーチャー・ドロー・除去と優良カードがてんこ盛りの木村のデッキを掲載する。
メインデッキ
1《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M10)》
2《エルフの幻想家/Elvish Visionary(M10)》
1《命取りの出家蜘蛛/Deadly Recluse(M10)》
1《出征路のグール/Warpath Ghoul(M10)》
1《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser(M10)》
1《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(M10)》
1《ケリノアのコウモリ/Kelinore Bat(M10)》
1《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》
2《吠えたけるバンシー/Howling Banshee(M10)》
1《沼の悪霊/Bog Wraith(M10)》
1《暴走するサイ/Stampeding Rhino(M10)》
1《変幻のハイドラ/Protean Hydra(M10)》
1《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
2《破滅の刃/Doom Blade(M10)》
1《血の署名/Sign in Blood(M10)》
2《火の玉/Fireball(M10)》
1《思考の粉砕/Mind Shatter(M10)》
1《魔道士封じの鎧/Magebane Armor(M10)》
1《堕落の触手/Tendrils of Corruption(M10)》
2《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M10)》
6《森/Forest》
7《沼/Swamp》
2《山/Mountain》
この強力なメインデッキに加え、サイドボードには《踏み荒らし/Overrun(M10)》《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M10)》《ゴルゴンのフレイル/Gorgon Flail(M10)》という強力カードが眠っていた。これらのカードを採用しなかった理由も聞いた。
まず、2種類の装備品はクリーチャーが14体と少なめで、かつ回避持ちクリーチャーが多いので入れなかったという。《踏み荒らし》は上記の理由の他に、唱える為の緑緑緑を用意することが、タッチで入れている赤いカードのために山を調達する過程や、《堕落の触手》のために沼が欲しいという状況に相反することも多そうという理由から、採用を見送ったという。
最後にこの調子で明日も勝ちますよ!と力強い言葉を残してくれた。プレリリーストーナメントは明日も行なわれる。果たして、明日多くのDeckを持ち帰るのは誰になるのだろうか。
Win the Decksもいよいよ決勝戦。はたしてどちらが多数のDeckを持ち帰るのか?
一方は先程のラウンドも圧倒的な力で勝ちあがった木村一生。もう一方は準決勝がバイだったというラッキーマン、山田育。
多くのGP遠征経験もあるマジック巧者が、Deckを賭け戦いを始める。
Game 1
ダイスロールの末、先手を得たのは木村。後手の山田が一度マリガンをし、ゲームが開始される。何かを引きたい素振りでドローを続け、沼、森、山と並べる木村。《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M10)》を起動し、森、平地、山と揃え、山田も応える。
5ターン目に《暴走するサイ/Stampeding Rhino(M10)》を木村が場に出し、山田は《包囲マストドン/Siege Mastodon(M10)》で応じる山田。木村は《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》で勢い良く沼を調達し、キャストしたのは《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(M10)》。どうやら木村が求めていたのは2枚目の沼のようだ。
山田も手札を攻められてはたまらないと《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin(M10)》で《惑乱の死霊》の攻撃を止めようとするが、この飛行クリーチャーには木村の《火の玉/Fireball(M10)》が。そして、《惑乱の死霊》が山田の手札を奪い去る。ダイスロールの結果選ばれたカードは…なんと《火の玉》!これには山田も悲痛の声を挙げる。
《絡め取る蔦/Entangling Vines(M10)》でなんとか《惑乱の死霊》の攻撃は止めるものの、木村は《吠えたけるバンシー/Howling Banshee(M10)》で空からの攻撃の手を休めない。
山田も《大喰らいのワーム/Craw Wurm(M10)》、《アンデッドを屠る者/Undead Slayer(M10)》とクリーチャーを展開するが、この航空戦力には手も足も出ない。
木村は2体目の《吠えたけるバンシー》を送り込み、万事休すかと思いきや、山田が引いてきたのは《セラの天使/Serra Angel(M10)》!この天使が山田を救おうとしたその時……!
山の上から《破滅の刃/Doom Blade(M10)》がコンニチハ。
山田 0-1 木村
Round 2
先程負けた山田が先手を選択、両者マリガン無しでゲームが開始される。木村は《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ALA)》で手札を整え、《ケリノアのコウモリ/Kelinore Bat(M10)》を追加する。土地が止った木村に対し、《破門/Excommunicate(M10)》2連打でドローをとめる。さらに《ケリノアのコウモリ》を《危害のあり方/Harm’s Way(M10)》で除去し、《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel(M10)》を追加。そして《酸のスライム/Acidic Slime(M10)》で木村の土地を破壊する。
マナスクリューにあっている木村を尻目に、《夜の群れの雄叫び/Howl of the Night Pack(M10)》で4体のオオカミトークンを出すと、木村はカードを片付けた。
山田 1-1 木村
Round 3
先攻で《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M10)》と最高のスタートをする木村。このマナ加速から3ターン目に《沼の悪霊/Bog Wraith(M10)》を唱える。山田も《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M10)》で木村の攻撃を止めようとするが、木村は《破滅の刃》を唱え、このタッパーにはご退場願う。
そして、ハンドの枚数は?とたずねる木村。5枚だという山田の返事を聞くと、じゃあ1枚残るな、と呟きつつ木村が唱えたのは《思考の粉砕/Mind Shatter(M10)》!5ターン目だが《ラノワールのエルフ》の力によりX=4で唱え、山田の手札から4枚のカードを奪い去る。
しかし、山田は山の上から《絡め取る蔦》を引き込み《沼の悪霊》の攻撃を止める。が、抵抗もここまでだった。《暴走するサイ》《吠えたけるバンシー》と展開し、木村が生み出せるマナの数を数えはじめると、山田ももう何が起こるかは理解していた。
そう、《火の玉》をあなたに。
山田 1-2 木村
プレミアムシールドWinTheDeckトーナメントの勝者は木村一生!
プレリリーストーナメントでは、プレミアムシールドが終了した後に双頭巨人シールドも行われている。2人が1チームになり、試合を行う。
そんな双頭巨人戦の楽しさややりがいを、参加しているプレイヤーの方々に語って頂いた。
―双頭巨人戦の楽しみというのは何があるでしょうか?
「限られたカードプールでデッキを2個作らなければならず、その過程が楽しいですね。やはり両方ともそれなりに強くデッキを組まなければならないので、バランス調整とかで議論するのが楽しいです。考えらなければならないことは多いのですが、試行錯誤してよりよいものを作るというのが好きなので、双頭巨人戦は大好きです!」
「リミテッドのデッキを組むのが好きなので、その好きなことが2倍になる双頭巨人戦はかなり楽しいですね。選択のパターンが多いので、強いのを探すという過程もいいものですよ。ただ、デッキ構築時間は短すぎますよ…。」
まず、デッキを組むのが楽しい!という声が多く見受けられた。
チーム内でのカード配分や色バランスの調整、そして役割分担など、双頭巨人戦では普段味わうことが出来ない様々な考えるべき要素が生まれる。試行錯誤しながらそれを解決していくのは達成感があり、楽しいとのことであった。ただ、もっとデッキ構築時間が欲しいという声はよく耳にした。プレリリースという初めての環境、アラーラの再誕という全てが多色のエキスパンションということもあってのことだと思う。
「でも、時間がもっと欲しいなと思ってもやっぱり楽しいものは楽しいです。」
と、双頭巨人戦が楽しくて仕方がないという表情をして、語ってくれるプレイヤーもいた。
―双頭巨人戦の試合で普段味わえないことで、魅力的なものを教えてください。
「役割が違うデッキを組んで、片方がもう片方をサポートするということができるのも双頭巨人戦の楽しみだと思います。似たようなデッキでも、マナの伸び具合やクリーチャーの展開数によって、サポートにまわったり、攻撃をしたりというようになる場合もあるので、色々な場面に出くわせて楽しいですけどね。」
「普段のリミテッド環境では弱かったり微妙な感じのカードが、双頭巨人戦では強かったりするので、そういうカードが出てくると楽しいですね。逆に普段は強くても相当巨人戦だと弱いというカードもあるんですけどね…。」
1対1の試合では遭遇できない場面に遭遇し、ゲームを楽しむ。
これも双頭巨人戦の楽しみだと彼らは語る。
札幌で行われるプレリリーストーナメントでは、毎回双頭巨人戦シールドが行われている。まずはお試し、という気分で参加してみるのも全く問題ない。その本質に触れることで彼ら双頭巨人戦ジャンキーのように楽しさを深く味わうことができるはずだ。
7月には、マジック2010、通称M10(エムテン)が発売される。
そのプレリリーストーナメントは7月11・12日に開催され、もちろん双頭巨人戦のイベントが行われる。この記事で、または会場で双頭巨人戦をみて興味が沸いたプレイヤーは、是非M10のプレリリーストーナメントで双頭巨人戦を体験してみてはいかがだろうか。
新しい世界が広がるはずだ。
本日のプレリリーストーナメントで優勝した山田育さんに、今日の勝因やこの環境のカードについて聞いてみました。
―おめでとうございます。本日使ったデッキの色を教えてください。
「赤緑黒、俗にいうジャンドですね。とにかく除去カードが多かったので、この3色でいけるなとは思いました。相手が除去デッキだったときは、2戦目から緑白タッチ赤にして、アドバンテージを取れる構成にしていました。その変更もよかったと思います。」
観戦記事を見てもわかるように、山田のデッキはまさに除去デッキ。
優良な除去カードが豊富であった。
《終止/Terminate(ALR)》*2
《血焚きの精霊/Bloodpyre Elemental(ALA)》*2
《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》
《圧倒する雷/Resounding Thunder(ALA)》
《骸骨化/Skeletonize(ALA)》
それに加えて、
《巨大待ち伏せ虫/Giant Ambush Beetle(ALR)》
《血の信者/Blood Cultist(ALA)》
という擬似除去も存在し、相手のクリーチャーの存在を許さないデッキであった。
黒を抜いて白にしても、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》や《威嚇の稲妻/Intimidation Bolt(ALR)》というカードが追加されるため、除去の枚数はそこまで減らず、優良クリーチャーが追加されることで、違う試合展開ができたという。
―今日のMVPカードを挙げるとしたらなんでしょうか?
「やはり、2枚あった《終止》です。何でも倒せるのはとても強かったです。あとは《藻のガリアル/Algae Gharial(ALA)》がひたすらデッキにあっていましたね。」
―アラーラの再誕が発売され、ドラフトやシールドはどのように変わると思いますか?
「アラーラの再誕のカードがひたすら強力なので、そのカードをきちんと使えるようにしたいですね。コモンにも他の環境ならゴッドといわれてもおかしくないレベルのカードが多いですし。新しい能力である続唱は本当に強いですよ。緑絡みのクリーチャーで続唱を持つのが2枚あるんですけど、続唱でクリーチャーがめくれて、一気に2体出るのはひどすぎます。そんな環境なのでドラフトなら色サポートをきちんとピックするとか意識していきたいですね。」
と、今日のデッキの内容についてと、これからリミテッド環境がどうなるのかを詳しく語って貰った。これからアラーラの再誕が発売され、ドラフトやシールドをする機会も増えるであろう。皆様にも4月30日に発売される新しいエキスパンション、アラーラの再誕でより一層マジックを楽しんで貰いたい。
今日のプレリリーストーナメントを5-0で終わらせた山田と千葉の二人。
1位と2位の賞品合計である、48パックをどう分けるかという話し合いが行われ、勝者26パック、敗者22パックというように賞品配分が決定された。
ほぼ均等に分けようという意向であったが、せっかく勝負をするのならば何か懸けないと面白くないということでこのような配分になったらしい。
果たしてプレーオフを制し、アラーラ再誕プレリリーストーナメント2日目の優勝者となるのはどちらであろうか。
Game 1
山田は《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》《ナヤの静刃/Naya Hushblade(ALR)》とプレイし《火荒の境界石/Firewild Borderpost(ALR)》により《ナヤの静刃/Naya Hushb》を3/2被覆に育て上げる。
千葉は《トーパの苦行者/Topan Ascetic(ALA)》を2体ならべ、山田の攻撃を防ぐ。
山田も負けてはいない。《処刑人の薬包/Executioner's Capsule(ALA)》《谷のラネット/Valley Rannet(ALR)》とパーマネントを並べ、攻撃する機会を伺う。
膠着を破ったのは千葉の1枚のカードだった。
そう、《ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge(ALR)》だ。
まずは〈大槌〉を《トーパの苦行者》に纏わせ、攻撃。この《トーパの苦行者》は場に出ていた《処刑人の薬包》によって破壊されてしまう。そして〈大槌〉を《バントの信刃/Bant Sureblade(ALR)》に移し変えるが、これも《血焚きの精霊/Bloodpyre Elemental(ALA)》によって除去されてしまう。
千葉は《岩投げの小隊/Rockcaster Platoon(ALA)》をプレイし、《ビヒモスの大鎚》を装備させ、攻撃する。山田は《谷のラネット/Valley Rannet(ALR)》と《ナヤの静刃/Naya Hushblade(ALR)》と《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ALA)》不本意な1対3交換であるが、7/9絆魂となった《岩投げの小隊》を倒さなくては勝てる見込みがない。
さらに山田の《圧倒する雷/Resounding Thunder(ALA)》のサイクリングにより、2体目の《トーパの苦行者》までもが除去されてしまい、殴るに殴れない状態だ。《ジャングルの織り手/Jungle Weaver(ALA)》が山田の防壁に追加され、この5/6で千葉の攻撃をシャットアウトする。千葉の待望のクリーチャーである《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws(ALR)》も《終止/Terminate(ALR)》で除去。それにしても山田のデッキは除去カードが多い。
千葉もその後飛行クリーチャーをプレイすのだが、《ジャングルの織り手》が突破できない。タップさせて、攻撃を通そうともくろみ、《命運縫い/Fatestitcher(ALA)》をプレイするが、これは《巨大待ち伏せ虫/Giant Ambush Beetle(ALR)》の場に出たときの能力によりブロックを強制させられ、結果的に墓地に。
しかし、次の千葉のドローは強かった。
《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》を引き当て、嬉しそうな表情をする千葉。
《ジャングルの織り手》をリムーブし、《ビヒモスの大鎚》を纏った飛行クリーチャーでアタックを開始する。
山田も負けてはいない。ライブラリーの上から《ヴィティアの背教者/Vithian Renegades(ALR)》を引き込み、ガンであった《ビヒモスの大鎚》を破壊し、脅威を取り除く。
飛行クリーチャーも2体目の《血焚きの精霊》で除去し、ここで山田が攻勢に移る。
1体のブロッカーを残し、3体のクリーチャーで千葉を攻撃。千葉は《嵐呼びの加護/Stormcaller’s Boon(ALR)》をコントロールしており、山田は飛行クリーチャーを止めるすべがないのだが、千葉のクリーチャーの合計パワーは7。山田のライフは8。次のターンでは死なないと思っての攻撃だったのだろう。しかし千葉がプレイしたのは《翼の疾風/Flurry of Wings(ALR)》だった。攻撃クリーチャーの数の分、つまり3体の1/1鳥・兵士トークンが千葉の場に現れ、次のターンの攻撃で山田のライフを0にしたのであった。
山田 0-1 千葉
Game 2
先手の山田が《荒原の境界石/Wildfield Borderpost(ALR)》、後手の千葉は《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》から《豊穣の痕跡/Trace of Abundance(ALR)》とマナ加速と色安定をし、3ターン目に《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws(ALR)》を繰り出す。これは1回攻撃に成功したところで《血焚きの精霊》に除去されてしまう。さらに2枚目の《境界石》を通常マナコストでプレイし、そのマナ加速から《岩投げの小隊》を繰り出す。しかしそこは除去デッキである山田、華麗に《終止》を打ち込みつつ《ヴィティアの背教者》で《境界石》を破壊する。
千葉の場には《トーパの苦行者》が1体。対する山田は先ほど場に出した《ヴィティアの背教者》が。自身をタップしても3/3なので相打ちでも問題無いと考え、山田は《背教者》でアタック。千葉は《トーパの苦行者》でブロック。千葉も相打ちで十分だと考えたのだろうか?いや、千葉の手札には《クァーサルの伏兵/Qasali Ambusher(ALA)》があったからこそ、このブロックを選択したのだ。まずは慎重にダメージをスタックに乗せ、《クァーサルの伏兵》をプレイし、《トーパの苦行者》の能力を2回起動、4/4にする。この戦闘で《ヴィティアの背教者》が一方的に討ち取られてしまう。さらに千葉は《忘却の輪》を引き込み、山田がプレイした《腐肉団/Carrion Thrash(ALA)》を最高の方法で撤退させる。
こうして山田のライフを8まで追い込んだ千葉だが、《ジャングルの織り手》や《ジャンドの戦闘魔道士/Jund Battlemage(ALA)》が生み出す苗木トークンの前に攻めることが出来ない。
山田のライフを奪い去る可能性が強い飛行クリーチャーを除去し、《ジャングルの織り手》が攻撃に回る。クリーチャーを後1体引けば《トーパの苦行者》を6/6にすることが可能なので、千葉はブロックせず、攻撃を通すが、後続を引けない。千葉のライフが4になり、山田が《ジャンドの戦闘魔道士》の黒能力でライフを攻める方向にシフトチェンジすると、千葉は全て土地であった手札を公開し、投了を宣言した。
山田 1-1 千葉
Game 3
先手の千葉は《バントの信刃》を《荒原の境界石》で3/2にし、スタートダッシュを狙うが、《処刑人の薬包》の前に阻まれてしまう。後続として、千葉がプレイしたのは《トーパの苦行者》、そして1ゲーム目、いや本日大活躍であった《ビヒモスの大鎚》を場に出す。
強力カードである《ビヒモスの大鎚》も装備するクリーチャーがいなければただの置物ということで、山田は除去攻勢に移る。
《トーパの苦行者》を《血焚きの精霊》で除去し、《アクラサの従者/Akrasan Squire(ALA)》を《巨大待ち伏せ虫》で強制的にブロックさせる。これは千葉が《印章の祝福/Sigil Blessing(ALA)》をプレイしたことによって相打ちとなる。
しかも、この除去攻勢をする前に、山田は《藻のガリアル/Algae Gharial(ALA)》をプレイしていたのであった。都合4体のクリーチャーが除去されたことにより現在5/5被覆。この《藻のガリアル》が千葉を襲い始める。
千葉も《ヴァレロンに仕える者とや《モストドン/Mosstodon(ALA)》という2匹のクリーチャーを呼び、《藻のガリアル》を討ち取ることが出来る体勢に持ち込むも、山田の手札からはさらなる除去が。《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》により、《ヴァレロンに仕える者》が除去されてしまい、《藻のガリアル》は6/6に。これを通すことが出来ない千葉は《モストドン》でチャンプブロックせざる負えず、次のターンに有効なカードを引くことが出来ず、カードを片付けた。
山田 2-1 千葉
ジャンドの除去が豊富なデッキを操った山田育がプレリリーストーナメントプレミアムシールドの優勝者となった!おめでとう!
いよいよプレリリースも最終ラウンド。
5-0をかけた、緊迫した4-0同士の対戦をお伝えしよう。
現在4-0は3人。そのうちの2人の対戦だ。
一人は昨日のプレリリースも4-0の井上。今日はナヤタッチ黒というデッキをプレイしている。「昨日に比べたら微妙ですよ」と語る井上だが、はたしてどうなのであろうか。
もう一方の千葉が操るのは白青緑のバントデッキ。
《ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge(ALR)》という爆弾カードがあるが、それ以外は平凡だと語る。色事故が嫌なので、安定を目指して作ったと語ってくれた。
Game 1
2ターン目に《アクラサの従者/Akrasan Squire(ALA)》をプレイし、自身の賛美能力を後押しに着々とアタックを続ける千葉。井上は《鼓声狩人/Drumhunter(ALA)》《ナヤの滞留者/Naya Sojourners(ALR)》と並べ、盤面を固めると共にドローを進める。
千葉のセカンドアクションは《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws(ALR)》。これが賛美で強化され、3/5二段攻撃となり井上を襲う。
井上もクリーチャーを並べ、千葉の攻撃を防ごうとするが、《命運縫い/Fatestitcher(ALA)》のタップ能力や《破門/Excommunicate(ALA)》でブロッカーを排除されてしまう。
そして千葉がプレイしたのは《ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge(ALR)》!
これが《マリーシの双子爪》に装備されようとする。攻撃をされては敵わないと、井上はそれに対応し、《威嚇の稲妻/Intimidation Bolt(ALR)》を《命運縫い》へ。しかし、千葉はその《威嚇の稲妻》に対し、《妨げる光/Hindering Light(ALA)》、これが打ち消されるのを確認すると、井上はカードを片付けた。
井上 0-1 千葉
Game 2
後手の千葉がマリガンを宣言した後、ゲームスタート。
先手の井上が《風切るイグアナール/Hissing Iguanar(ALA)》《ロウクスの粗暴者/Rhox Brute(ALR)》と展開、千葉は《ヴァレロンに仕える者/Steward of Valeron(ALA)》《伝書隼/Messenger Falcons(ALR)》で応える。
しかし、井上は《枝分かれの稲妻/Branching Bolt(ALA)》でこの2枚を始末し、4/4と3/1で攻撃、《野生のナカティル》を加える。
この一方的になった場を見て、千葉は投了を宣言した。
井上 1-1 千葉
Game 3
先手2ターン目に《ヴァレロンに仕える者》、次のターンに攻撃の後《レオニンの鎧守護兵/Leonin Armorguard(ALR)》と、少々チグハグ感はあるが、十分すぎる立ち上がりの千葉。そして《風切るイグアナール》を《破門》し、テンポの面で優位をとる。
次のターンも《ヴァレロンに仕える者》と《レオニンの鎧守護兵》の2体で攻撃。再度プレイされた《風切るイグアナール》で《レオニンの鎧守護兵》がブロックされるが、《ヴァレロンに仕える者》に《印章の祝福/Sigil Blessing(ALA)》をプレイし、追加の3点を井上に与え、《レオニンの鎧守護兵》が破壊されるのを防ぐ。
井上も《枝分かれの稲妻》で《レオニンの鎧守護兵》を除去するが、その後に展開された航空戦力を止めることができずに負けてしまった。
井上 1-2 千葉
試合後、細かいアドバンテージで勝つことができたと語る千葉。
相手の手札や行動を考えたプレイの末、勝利をもぎ取れたらしい。
もう1人の4-0である山田も第5ラウンドに勝利したため、5-0は二人。
優勝とアラーラ再誕48パックの行方はプレーオフに持ち込まれた。
村上は今日のプレリリーストーナメントのために、はるばる室蘭からここ札幌にやってきた。普段は室蘭にある大学のサークルでマジックを楽しんでいるという。今日のプレリリースは、欲しかったレアが引けたのでまずまずという。
今回のプレリリースで久しぶりにマジックをしたと話す宗村。
好きだった《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ALR)》が採録されて嬉しい!と新しいエキスパンションの感想を語ってくれた。
Game 1
先手の村上が3ターン目に《ゴブリンの突撃/Goblin Assault(ALA)》をプレイするというゲーム展開。これで数回攻撃したいところなのだが、宗村は《知識鱗のコアトル/Lorescale Coatl(ALR)》で応戦。素のサイズが2/2で、ドローするたびに1+/1+カウンターが乗っていくという強力クリーチャーだ。
村上はアタックに行き、ブロックされた後に《圧倒する咆哮/Resounding Roar(ALA)》をトークンに使って《知識鱗のコアトル》を撃破する。
《生まれ変わった希望/Reborn Hope(ALR)》で《知識鱗のコアトル》を回収し、再展開する宗村だが、一方の村上は《カターリの爆撃兵/Kathari Bomber(ALR)》を追加し、更に数を増やすことで押し切ろうとする。
《カターリの爆撃兵》の能力ででさらにゴブリントークンが追加され、村上は5体のゴブリンをコントロール。この5体で宗村を襲う。さらに《知識鱗のコアトル》には《終止/Terminate(ALR)》を打ち込むという素晴らしい立ち回りだ。
数の暴力に負けてはいられない。宗村は《ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan(ALA)》で《海辺の城塞/Seaside Citadel(ALA)》と《冷静な天使/Stoic Angel(ALA)》という強力カードを入手し、その《冷静な天使》をプレイしてトークンのアンタップに制限を掛けながら《謎の仮面/Mask of Riddles(ALR》を装備させ、手札の補給を図る。
しかし、ここで村上がプレイしたのは《髑髏覆い/Skullmulcher(ALA)》!
アンタップできなくなったゴブリントークン3体を貪食で生贄にささげ、3つの+1/+1カウンターと3枚の手札を得る。
この6/6を生かし、村上が1戦目をもぎ取った。
宗村 0-1 村上
Game 2
第1ゲームを落とした宗村が先手を選択し、《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ALR)》《バントの戦闘魔道士/Bant Battlemage(ALA)》と送り込む。村上が再び設置した《ゴブリンの突撃》は《クァーサルの群れ魔道士》で破壊した。
続けて《波掠めのエイヴン/Waveskimmer Aven(ALA)》を自陣に加えるが、
村上に《呪文縛りのドラゴン/Spellbound Dragon(ALR)》という爆弾レアを召喚されてしまい、
それに対処できるカードが手札に無い。
「呪文縛りきついな」とぼやき、《ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan(ALA)》で手札を補充しようとライブラリーの上のカードを見るも…。宗村は渋い表情をして、カードをライブラリーの底へ送る。
結局この《呪文縛りのドラゴン》を止めることができず、宗村はカードを片付けた。
宗村 0-2 村上
終わったあとに宗村に話を聞くと、《ガルガンチュアンの贈り物》でライブラリーの下に送らざるを得なかったカードは《結晶化/Crystallization(ALR)》だったとのこと。「この贈り物ほんっと使えなかったですよ…」と言われてしまった。
冒頭で村上が話していた、欲しかったレアというのは第2ゲームで活躍した《呪文縛りのドラゴン》とのこと。「普段ジャンドのドラゴンデッキを使っているので、このドラゴンも欲しかったんです!」と話してくれた。好きなカードを手に入れ、そのカードでゲームに勝利する。これほど嬉しいことはないのではないだろうか。これもまた、プレリリーストーナメントだからこそ味わえる楽しみの一つである。
三輪祐介、いや、九印さんと言ったほうが通じる方が多いのではないだろうか。長らく北海道のプレミアイベント運営に力を注ぎ、今は地元室蘭でのコミュニティの中心人物として、マジックを盛り上げている。筆者もかなりお世話になったクチである。
まじっ九印どっとこむというサイトを立ち上げており、多くのネットユーザーが愛用しているマジック辞書ファイルの製作者でもある。もちろんマジック歴は長く、第4版の日本語版発売からプレイしているという大ベテランだ。
プレリリーストーナメントに出るのは神河以来かな…と語っていたので、久しぶりのプレイヤーとしてのプレリリーストーナメントを大いに楽しんで欲しいものである。
中島健吾はインベイジョンでマジックを始め、アラーラの断片で復帰したという。なんでも、地元の釧路でマジックをしていたのだが、地元のお店が閉店してしまった。
マジックから遠ざからざるを得なかったが、去年の4月に札幌に移り住むことになり、マジックを再開したそうだ。
「やはり、お店やイベントがたくさんあるのはいいことですね!」と語ってくれた。
また今回のアラーラの再誕のカードの感想として、自分好みのカードがたくさんあるとのこと。特に気に入っているのは《翼のコアトル/Winged Coatl(ARB)》だという。
Game 1
ダイスロールの結果、中島が先手を選択し、一度マリガン。
三輪は7枚の手札をキープし、ゲームが開始される。
《森》《山》《島》《アニマのドルイド/Druid of the Anima(ALA)》と4種類の色マナを調達する中島に対し、三輪は《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger(ALA)》で応戦。タフネス1のクリーチャーの存在を許さない構えだ。《アニマのドルイド》を除去されては敵わないと《正義の盾/Shield of the Righteous(ARB)》をプレイし、《アニマのドルイド》に装備させ1/3警戒のマナクリーチャーを作り上げる。
三輪の次の行動は《あふれ出る火焚き/Exuberant Firestoker(ALA)》。これは《サングライトの反発/Sangrite Backlash(ARB)》により墓地へ。続いて三輪がプレイした《ジェスのゾンビ/Jhessian Zombies(ARB)》も《バントの魔除け/Bant Charm(ALA)》でライブラリーの底へと送り、三輪のクリーチャーは相変わらず《ヴィティアのとげ刺し》のみ。しかし、三輪の手札も負けてはいない。2枚の《枝分かれの稲妻/Branching Bolt(ALA)》で《アニマのドルイド》、《ナヤの戦闘魔道士》、《翼のコアトル》の3体を除去し、《ヴィティアのとげ刺し》が中島のライフを着々と削ってゆく。
中島は《アニマのドルイド》が除去されたことにより白マナが出ず、手札のカードがプレイできない状態だ。その間に、三輪は2/2賛美である《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》と《ヴィティアのとげ刺し》によって、ダメージを与え続ける。
中島もようやく平地を引き当て、《天望の騎士/Knight of the Skyward Eye(ALA)》から《虚無跡のガルガンチュアン/Nulltread Gargantuan(ARB)》で食い止めようとするのだが…。
三輪の手札から飛んできたのは《終止/Terminate(ARB)》であった。
三輪 1-0 中島
Game 2
初手をみて「色マナがなぁ」とぼやきマリガンを宣言する中島。
三輪は「顔に出るから、そっちがキープしたら手札をみるよ」と言い、中島のキープ宣言を待つ。
結局手札は中島6枚、三輪が7枚の状態でゲームスタート。
中島が《バントの信刃/Bant Sureblade(ARB)》三輪が《クァーサルの群れ魔道士》で殴り合いを始める。中島は緑マナが足りずに思うように展開ができずにいたが、やっとのことで引き込んで《切り裂き隊の壊し屋/Rip-Clan Crasher(ALA)》をプレイ。《バントの信刃》が3/2になり、速攻を持つ《切り裂き隊の壊し屋》と2体でアタック。ライフレースを優位に持ち込む。
しかし三輪は、中島のクリーチャーがフルタップの隙に《炎血の襲撃者/Igneous Pouncer(ARB)》をレッドゾーンへ送り込み中島のライフは6に落として、
次のターンに賛美により6/2となった《炎血の襲撃者》に《魂の火/Soul's Fire(ALA)》を使い、中島のライフは0となった。
三輪 2-0 中島
「久しぶりの大会だったので、ドキドキした」と語る三輪。数々のイベントを経験している彼でも、やはりプレイヤーとして戦うのは楽しく、刺激的のようだった。
一方、「色事故が無ければなー」と悔しそうにつぶやく中島。色を絞るべきだったと思うか訊ねると、「いや、《バントの魔除け》や《翼のコアトル》といった除去的カードを入れないといけないので、この色の組み合わせに後悔はしていません」との力強い返答が。
まだまだプレリリーストーナメントは始まったばかり。
それぞれの楽しみを見つけ、このプレリリースというお祭りを満喫して帰って貰いたいものである。
プレリリーストーナメントで5-0し、決勝プレイオフで勝利した渡辺健二にインタビューを行いました。その様子を伝えたいと思います。
―優勝おめでとうございます。まず今日の勝因をお聞かせください。
「簡単にいうと、色マナがきちんと出たということですかね。デッキを組んだときは色拘束が厳しいかなと思ったんですけど、きちんと引けて手札のカードをプレイすることができました。」
―今日のMVPカードと思うものがあったら教えてください。
「《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》と《途方もない力/Colossal Might》ですかね。両方とも2枚ずつデッキに入っているのですが、《朽ちゆくヒル》は起動にマナがかからないのがとても強いと感じました。環境の除去として3点火力が多いので、それに引っかからないのも魅力ですね。《途方もない力》はパワーがあがる量とトランプルがおかしいです。先ほどの《朽ちゆくヒル》をパンプしたあとでプレイだとか、《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws(ALR)》にプレイして12点だとか、活躍してくれる場面が多かったです。」
渡辺が挙げてくれたこの2枚のカードは両方ともコモンである。これからのリミテッド環境でもよく見ることになるのではないだろうか。
―今日のデッキの色と、それに決めた理由を教えてください。
「今日のデッキは完全3色のジャンドですね。豊富な除去カードがあり、《藻のガリアル/Algae Gharial(ALA)》、《ゴミあさりのドレイク/Scavenger Drake(ALA)》《風切るイグアナール/Hissing Iguanar(ALA)》というジャンドシステムを持ったクリーチャーがいたので、この色に決めました。」
渡辺のデッキには2枚の《処刑人の薬包/Executioner's Capsule(ALA)》を始め、《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》や優良火力が入っており、それらで場をコントロールし、勝ちあがっていったという。
―アラーラの再誕が参入したリミテッド環境ですが、どのような印象を受けましたか?
「まず、純粋にカードがの種類が増えたことにより、より楽しくなるだろうとは思いますね。アラーラ再誕のカード自体でいうと、マルチカラーのカードが増えた分、色マナの調達が厄介ですね。今日は色マナがきちんと揃いましたが、揃わないと厳しそうです。」
確かに、アラーラのカードはすべてが多色呪文である。みなさんもこれからシールド戦やドラフトをする機会が多くあると思うが、色マナサポートとカードパワーのジレンマに悩まされることがあると思う。安定性を取るか、爆発力を取るかという選択を考えておいたほうがいいのかもしれない。
―最後に、今日6-0して優勝しましたが、感想を教えてください。
「ただただ、アラーラの再誕のカードで遊べて楽しかったです。24パックも貰えたので、これから友人たちとドラフトします!」
新しいカードで楽しんで、またもらった新しいパックでさらにマジックを楽しむ。これこそマジックプレイヤーの鑑であるのではないだろうか。プレリリーストーナメントは明日も行われる。今日参加できなかった方は勿論、今日参加した方も、よりよい楽しみを求め、明日も会場へ足をお運びください。
明日大量のパックを獲得するのはあなただ!
プレリリースも終盤、第4ラウンドを迎える。
このラウンドを3-0で迎えた井上真尚と谷口はるなの試合をお伝えしよう。
井上は青以外の均等4色、谷口は白緑タッチ赤黒のデッキを操る。
全勝を目指すためにどうしても勝ちたいと語る井上。
一方、谷口は今日が誕生日だという。誕生日のプレリリースで勝ち続けることはできるのであろうか?
もはや「強い」としかいえないデッキしか残っていない全勝テーブル。
はたしてどんなカードが飛び出してくるのであろうか?
Game 1
ダイスロールの末、先手は谷口。《ジャンドの全景/Jund Panorama(ALA)》でマナを整え、
《ジャンドの戦闘魔道士/Jund Battlemage(ALA)》を場に。井上は《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger(ALA)》で応える。このピンガーが場にでたことによって、《ジャンドの戦闘魔道士/Jund Battlemage(ALA)》の苗木トークンを生み出すというのはほぼ無力化されてしまった。そして《ジャンドの滞留者/Jund Sojourners(ALR)》サイクリングと《ヴィティアのとげ刺し》のあわせ技によってラウンド課題をクリアしつつ《ジャンドの戦闘魔道士》を除去。アドバンテージを奪う。
しかし、谷口は《熊手爪のガルガンチュアン/Rakeclaw Gargantuan(ALA)》、《徴兵されたワーム》と巨大なクリーチャー軍を構築。《徴兵されたワーム》の続唱効果により、《聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle(ALA)》が戦線に追加される。その次のターンに《徴兵されたワーム》が《天空の先達/Welkin Guide(ALA)》により空を舞うと、井上は投了を宣言した。
井上 0-1 谷口
Game 2
後手の谷口がマリガンをし、ゲームがスタート。
井上が《処刑人の薬包/Executioner's Capsule(ALA)》から《ジャンドの滞留者》、《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》《稲妻の引き裂くもの/Lightning Reaver(ALR)》とプレイするのに対し、谷口の戦線は《バントの信刃/Bant Sureblade(ALR)》のみ。
しかし、《稲妻の引き裂くもの》を《威嚇の稲妻/Intimidation Bolt(ALR)》で除去し、そのターンの攻撃を防ぎ、《熊手爪のガルガンチュアン》、《猛きセロドン/Bull Cerodon(ALA)》と巨大クリーチャーを並べる。しかし、《猛きセロドン》は《処刑人の薬包》で退場させられ、次の井上のターンには速攻持ちの《炎血の襲撃者/Igneous Pouncer(ALR)》が襲ってくる。谷口はライフを失ってはたまらないとマナがない状態だが、《熊手爪のガルガンチュアン》をブロックにまわし、《炎血の襲撃者》との交換となる。
最後のブロッカーとして出した《青ざめた出家蜘蛛/Pale Recluse(ALR)》も《骨の粉砕/Bone Splinters(ALA)》されてしまい、《途方もない力/Colossal Might(ALR)》により、谷口はライフを失いきってしまった。
井上 1-1 谷口
Game 3
《火荒の境界石/Firewild Borderpost(ARB)》《脈火の境界石/Veinfire Borderpost(ARB)》とプレイし、マナの安定を図る谷口。一方の井上は山サイクリングから《血の信者/Blood Cultist(ALA)》《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger(ALA)》と砲台を完成させる。
ここで谷口も本領を発揮。《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws(ARB)》を呼び寄せる。井上は《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》を戦線に加え、《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws(ARB)》を止めようとするも、《途方もない力/Colossal Might(ARB)》により、トリナクスとライフを失ってしまう。
しかし、数の優位はまだ井上が持ち合わせている。《巨大待ち伏せ虫/Giant Ambush Beetle(ARB)》をプレイし、攻撃。さらにトリナクスが残したトークンと2体のティムで応戦する。
谷口も《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》で《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger(ALA)》をリムーブし、この砲台を止める。唯一のクリーチャーであった《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws(ARB)》も《巨大待ち伏せ虫/Giant Ambush Beetle(ARB)》との交換に使うが、井上は《腐肉団/Carrion Thrash(ALA)》をプレイ。このクリーチャーを倒すなら先ほどの〈虫〉を回収するぞというそぶりを見せる。
谷口も懸命にブロッカーを呼ぶが、ティムで除去されてしまう。
谷口のライフは10と、余裕があるかに見えたのだが、《途方もない力》と《ナヤの滞留者/Naya Sojourners》サイクリングによって、きっちりと削りきられてしまった。
井上 2-1 谷口
井上WIN!
デッキに2枚入っている《途方もない力》が本当に途方もなく強かったと語ってくれた井上。さらにデッキには爆弾カードも入っているという。果たして最終ラウンドにも勝ち、全勝でプレリリースを終わらせることができるのか。次は運命の最終ラウンドだ。
このラウンドでは、千葉晶生と木村一生の対戦をお送りする。
二人とも、道外のプレミアイベントに遠征し、好成績を残した経験がある。
そんなマジック巧者の試合の様子をお伝えしたいと思う。
Game 1
ゲームが始まるや否や、二人ともものすごい速さでプレイを続ける。
レアをプレイするというラウンド課題達成のためである。
《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade(ARB)》《風切るイグアナール/Hissing Iguanar(ALA)》と展開する千葉に対し、《崖崩れの精霊/Rockslide Elemental(ALA)》《ロウクスの粗暴者/Rhox Brute(ARB)》で応戦する木村。サイズの面では木村が有利と言ったところか。
さらに《サングライトの反発/Sangrite Backlash(ARB)》で《風切るイグアナール/Hissing Iguanar(ALA)》を除去し、《ロウクスの粗暴者/Rhox Brute(ARB)》《風切るイグアナール/Hissing Iguanar(ALA)》で攻撃する。
その返しで千葉は《巨大待ち伏せ虫/Giant Ambush Beetle(ARB)》をプレイし、3/2になった《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade(ARB)》とともに攻撃する。
そしてここで木村の手が止まる。
《エイヴンの擬態術士/Aven Mimeomancer(ARB)》をプレイし、ジャッジを呼ぶ!
レアをプレイしたことにより、ラウンド課題をゲットだ!
ここでゲームスピードがいったん落ち着く。
もちろんレアというわけで、戦況に多大な貢献をもたらすこのカード。「強いなー」と千葉はぼやき《死の一撃のミノタウルス/Deadshot Minotaur(ARB)》で〈擬態術士〉を除去。そして2体で攻撃をし、ライフレースはよりいっそうタイトなものになる。
木村も返しで千葉を攻撃し、このターンのブロッカーとして《喰らうワーム/Gorger Wurm(ARB)》をプレイ。「除去すれば勝てるのに」といいながらライブラリートップを見るも、そのカードは除去ではなく、ターンを渡す。
しかし、千葉に次のターンは返ってこなかった。《天空の先達/Welkin Guide(ALA)》により悠々と空を飛んだ《喰らうワーム》の攻撃により、千葉のライフは0になった。
お互いが高速でプレイしたため、5分強でゲームが終わるという試合展開になった。
千葉 0-1 木村
Game2
先手は千葉。《荒原の境界石/Wildfield Borderpost(ARB)》2連打の木村に対し、《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger(ALA)》《茸の番人/Mycoid Shepherd(ARB)》というまさにブンブンの展開だ。さらに《天空の先達》で飛行をつけ攻撃する。木村も《血焚きの精霊/Bloodpyre Elemental(ALA)》で《茸の番人》を除去するが、《印章持ちのビヒモス/Sigiled Behemoth(ARB)》という後続を見て、投了した。
千葉 1-1 木村
Game3
先手木村
セットした土地を戻し《荒原の境界石》からまたしてもスタートし、千葉の《風切るイグアナール》は《サングライトの反発》で捌き、《崖崩れの精霊》と《血焚きの精霊》という展開を見せる。
《山》が2枚、《森》が2枚とある千葉だが、どうやら厳しい表情。「手札は真っ白だよー」とぼやいている。せめてものブロッカーとして《死の一撃のミノタウルス》を呼ぶが、《血焚きの精霊》の能力で除去され、成長した《崖崩れの精霊》の一撃を受ける。さらに《呪文縛りのドラゴン/Spellbound Dragon(ARB)》が空を覆う。
最後まで平地を引けなかった千葉は、カードを片付けることしかできなかった。
木村 2-1 千葉
木村WIN!
冒頭でも取り上げたが、この二人のプレイヤーは数多く、道外のイベントに参加している。いわゆる『遠征』である。今回はこの二人に遠征の楽しさを語ってもらった。
千葉「やはり、道外の人との交流が楽しいですね。まったく知らなかった人とも仲良くなれますし。やはり”マジックができる”ということで打ち解けるのも早いですしね。あとはイベントのあとにその様な人たちとご飯を食べに行ったり、お酒を飲みに行ったりというのも遠征の楽しみです。」
木村「遠征して参加するイベントは参加者も多く、緊迫した雰囲気が味わえるのが魅力ですね。やはり100人を超えるイベントはめったに味わえないですし、厳格とした雰囲気の競技イベントのピリピリとした空気の中で試合を行うということには非常に魅力を感じます。また、千葉の言うように交流の輪が広がるのもいいですね。」
と、いうように遠征の楽しみを語ってもらった。
筆者もプロツアーやグランプリに足を運んだことがあるが、普段では味わえない雰囲気、そして多くの友達ができるというのはやはり大きな魅力である。普段と違う環境でのマジックをするために、遠方まで足を運ぶということをしてみるのもよいと思う。
また、千葉は先日行われたグランプリ神戸にも参加している。
どうして参加したのか?と聞くと、「2月に行われたGOGPで神戸までの航空券を獲得するとこができたのが大きな要因ですね。」という回答をもらうことができた。
グランプリ前に毎回開かれているGOGP。この大会で優勝すると、グランプリ会場付近までの航空券を獲得することができる。この大会もグランプリ遠征するきっかけとなっている。こちらの大会にも興味があれば参加してみてはいかがだろうか?
あなたのマジック生活に、また新たな1ページを。
今回のカバレッジでは最初にオープンデュエルの様子を取り上げようと思う。
今回オープンデュエルで対戦するのは加茂良美と阿部和幸。
二人ともオープンデュエルをするために会場に来たプレイヤーである。
さて、加茂と阿部の二人にはもうランダムで選ばれたエントリーセットが渡されている。
しかし、彼らはカードを広げ、デッキをどうしようかと悩んでいる。
構築済みのエントリーセットなのになぜ?と思う方もいるだろう。
エントリーセットにはブースターパックが1パック含まれている。その14枚のカードを使って構築済みデッキをアレンジしても良いという仕組みである。
最初の40枚デッキに、どのカードを追加するか悩む二人。どのようにしたらデッキがより強くなるのか。この時間もまた、オープンデュエルの楽しみの一つである。
選ばれたエントリーセットは加茂が青白の"空の軍団"デッキ。
対する阿部は赤緑の"騒乱の担い手"デッキである。
どんな新しいカードが飛び出すのであろうか、そして、追加されたカードは何なのであろうか。楽しみは募るばかりだ。
Game 1
ダイスロールの結果、赤緑の阿部が先行。
後手の加茂が一度マリガンしてゲームが開始される。
3ターン目の阿部の《ツカタンのサリッド/Tukatongue Thallid(CON)》からゲームが動き出すというゆったりとした展開。返しに加茂は《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(10ED)》を場に出すするが、これは《火葬/Incinerate(10E)》で3ライフに。
その後、阿部はブースターパックから手に入れたカードである《魔道士殺しの剣/Mage Slayer(ARB)》《ジャンドの神追い/Godtracker of Jund(ARB)》と展開する。一方の加茂は平地を求め、《ガラス塵の大男/Glassdust Hulk(ARB)》をサイクリングするも、お目当ての土地に出会えない。次のターンに平地を引き当て、《エスパーの鵜》をプレイし、地上対上空の殴り合いが始まる。
このライフレースを制しようと阿部は《襲撃の乱暴者/Blitz Hellion(ARB)》をプレイするが、《アーシャへの捧げ物/Offering to Asha(ARB)》でカウンターされ、4点のライフも得られる始末である。さらに《アミーシャの口づけ/Kiss of the Amesha(ALA)》でライフを獲得し、対戦前に「これはライフ回復デッキですから」と言っていたこのデッキの本領を発揮する。
しかし、ブースターパックから出てきた装備品、《魔道士殺しの剣》が加茂の命を襲う。《ロウクスの粗暴者》にこの剣を装備させ、攻撃時に4点、戦闘ダメージで4点とものすごいスピードでライフを削り始める。
これをどうにかしなければいけない加茂は《武器庫を打つもの/Arsenal Thresher(ARB)》をプレイ、場に出たときの能力でアーティファクトカードを3枚公開し、5/5に成長させる。
普通であれば5/5で4/4は止まるはず・・・・なのだが・・・・。
阿部は《サングライトのうねり/Sangrite Surge(ALA)》を《ロウクスの粗暴者》にプレイ!7/7二段攻撃という巨大なクリーチャーを作り上げる。
まず攻撃時に7点のダメージが加茂に入る。そして、通してしまうと14点入ってしまうので、ブロック加茂はこのクリーチャーをブロックせざるおえない。このまま5/5の《武器庫を打つもの》を失ってしまうのか・・・。と思いきや。加茂は《エーテル宣誓会の盾魔道士/Ethersworn Shieldmage(ARB)》をプレイし、このターンのダメージを軽減。
もちろんこのカードも追加のブースターパックから得たカードである。
しかし、この装備品のクロックが止まらない。いくらブロッククリーチャーを用意しても、攻撃時にダメージが飛んでくるので、加茂のライフは減る一方だ。
さらに《復讐に燃えた再誕/Vengeful Rebirth(ARB)》で先ほどカウンターされた《襲撃の乱暴者》を回収し、5点のダメージを与える。
次のターンの《襲撃の乱暴者》《魔道士殺しの剣》でライフが削りきられることを悟り、加茂は投了した。
阿部 1-0 加茂
Game2
1ゲーム目を落とした加茂が先攻。
《ドラゴンの餌/Dragon Fodder(ALA)》のゴブリントークンに対し、《エーテル階級の騎士/Ethercaste Knight(ARB)》で挑もうとした加茂であったが、この〈騎士〉は《火葬/Incinerate(10E)》で葬られてしまう。
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(10E)》《原始物の粉/Protomatter Powder(ALA)》とクリーチャーを展開できない加茂を尻目に、阿部は《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ALA)》《襲撃の乱暴者》と展開し、加茂のライフを奪う。もはや加茂のライフは6だ。
しかし、サイクリングした《ガラス塵の大男/Glassdust Hulk(ARB)》を《原始物の粉/Protomatter Powder(ALA)》で場にだし、後続の攻撃を防ぐ。
しかし、そんなものではとまらないのが阿部の赤緑デッキだ。
4マナ4/4である《ロウクスの粗暴者》、成長する《崖崩れの精霊/Rockslide Elemental(ALA)》と展開する。
最後のブロックで残した2点のライフもきっちりと《ショック/Shock(6ED)》で削りきった。
阿部 2-0 加茂
と、普通のマッチならここで終わるところなのだが、これはオープンデュエル。
よりよいデッキの構成を求め、二人はデッキを微調整し、また対戦を始めている。
エントリーパックに一工夫加えて対戦するこのオープンデュエル。
是非みなさまも新たな楽しみを求めて参加してみてはいかがだろうか?