村上は今日のプレリリーストーナメントのために、はるばる室蘭からここ札幌にやってきた。普段は室蘭にある大学のサークルでマジックを楽しんでいるという。今日のプレリリースは、欲しかったレアが引けたのでまずまずという。
今回のプレリリースで久しぶりにマジックをしたと話す宗村。
好きだった《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ALR)》が採録されて嬉しい!と新しいエキスパンションの感想を語ってくれた。
Game 1
先手の村上が3ターン目に《ゴブリンの突撃/Goblin Assault(ALA)》をプレイするというゲーム展開。これで数回攻撃したいところなのだが、宗村は《知識鱗のコアトル/Lorescale Coatl(ALR)》で応戦。素のサイズが2/2で、ドローするたびに1+/1+カウンターが乗っていくという強力クリーチャーだ。
村上はアタックに行き、ブロックされた後に《圧倒する咆哮/Resounding Roar(ALA)》をトークンに使って《知識鱗のコアトル》を撃破する。
《生まれ変わった希望/Reborn Hope(ALR)》で《知識鱗のコアトル》を回収し、再展開する宗村だが、一方の村上は《カターリの爆撃兵/Kathari Bomber(ALR)》を追加し、更に数を増やすことで押し切ろうとする。
《カターリの爆撃兵》の能力ででさらにゴブリントークンが追加され、村上は5体のゴブリンをコントロール。この5体で宗村を襲う。さらに《知識鱗のコアトル》には《終止/Terminate(ALR)》を打ち込むという素晴らしい立ち回りだ。
数の暴力に負けてはいられない。宗村は《ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan(ALA)》で《海辺の城塞/Seaside Citadel(ALA)》と《冷静な天使/Stoic Angel(ALA)》という強力カードを入手し、その《冷静な天使》をプレイしてトークンのアンタップに制限を掛けながら《謎の仮面/Mask of Riddles(ALR》を装備させ、手札の補給を図る。
しかし、ここで村上がプレイしたのは《髑髏覆い/Skullmulcher(ALA)》!
アンタップできなくなったゴブリントークン3体を貪食で生贄にささげ、3つの+1/+1カウンターと3枚の手札を得る。
この6/6を生かし、村上が1戦目をもぎ取った。
宗村 0-1 村上
Game 2
第1ゲームを落とした宗村が先手を選択し、《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ALR)》《バントの戦闘魔道士/Bant Battlemage(ALA)》と送り込む。村上が再び設置した《ゴブリンの突撃》は《クァーサルの群れ魔道士》で破壊した。
続けて《波掠めのエイヴン/Waveskimmer Aven(ALA)》を自陣に加えるが、
村上に《呪文縛りのドラゴン/Spellbound Dragon(ALR)》という爆弾レアを召喚されてしまい、
それに対処できるカードが手札に無い。
「呪文縛りきついな」とぼやき、《ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan(ALA)》で手札を補充しようとライブラリーの上のカードを見るも…。宗村は渋い表情をして、カードをライブラリーの底へ送る。
結局この《呪文縛りのドラゴン》を止めることができず、宗村はカードを片付けた。
宗村 0-2 村上
終わったあとに宗村に話を聞くと、《ガルガンチュアンの贈り物》でライブラリーの下に送らざるを得なかったカードは《結晶化/Crystallization(ALR)》だったとのこと。「この贈り物ほんっと使えなかったですよ…」と言われてしまった。
冒頭で村上が話していた、欲しかったレアというのは第2ゲームで活躍した《呪文縛りのドラゴン》とのこと。「普段ジャンドのドラゴンデッキを使っているので、このドラゴンも欲しかったんです!」と話してくれた。好きなカードを手に入れ、そのカードでゲームに勝利する。これほど嬉しいことはないのではないだろうか。これもまた、プレリリーストーナメントだからこそ味わえる楽しみの一つである。