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Round 4:斉藤 久嗣 vs. 佐々木 善一

執筆 : 
Koji, Kazumasa   2010-7-10 16:00

 プロツアー出場経験もある斉藤。しかし、今日はそんなことよりも彼のデッキに注目して欲しい。なんと《悪斬の天使/Baneslayer Angel》と《審判の日/Day of Judgment》Foilという、白の2大レアとも言えるカードを搭載し、更に黒除去も《破滅の刃/Doom Blade》2枚を中心に充実している。1マッチ落としてしまったが、この最強デッキで2回目の土は付けたくないだろう。

 佐々木は普段は友人宅でマジックを楽しんでいるプレイヤーだ。今日はM11のプレリということで、その友人達と一緒に会場に足を運んだ。彼のデッキも《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》を中心に良くまとまった構成となっており、強力なレアにやられてしまわなければ十分勝機はある。

Game 1

 ゲームは斉藤の《強迫/Duress》から。明かされた佐々木の手札は《破滅の刃》《リリアナ・ヴェス》《包囲マストドン/Siege Mastodon》《氷の牢獄/Ice Cage》《蒼穹のドレイク/Azure Drake》。しかし土地が《平地》1枚しか無い! 斉藤は軽いカードということで《破滅の刃》を選択した。

 ところがここから佐々木は《平地》《島》《沼》《沼》と連続で引き込んで、ストレートに《リリアナ・ヴェス/》に辿り着く。これには斉藤もやられ顔をするしかない。

 ここまでで、まともなクリーチャーが《ロック鳥の雛/Roc Hatchling》くらいしか出せていない斉藤は、マナが整ってしまった佐々木の前に後手後手になってしまった。初手からあった《蒼穹のドレイク/Azure Drake》と、引いてきた《雲の十字軍/Cloud Crusader》が攻撃を始め、《リリアナ・ヴェス》が斉藤の後続を封じる。

 地上も《包囲マストドン/Siege Mastodon》でがっちり、空には《突撃するグリフィン/Assault Griffin》をも追加した佐々木が、そのまま押し切った。

斉藤 0-1 佐々木

Game 2

 またも軽快に飛行持ちを展開する佐々木。1ゲーム目の二の舞は避けたい斉藤は、《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel》で攻撃を抑止しに掛かる。実は《悪斬の天使》が手札にあるのだが、白マナが1つ足りずに場に出せない。

 しかし、2ターン後に無事《平地》を引くと、佐々木の飛行クリーチャーは4体いるにもかかわらず、制空権は圧倒的に斉藤のものとなった。ライフが8まで低下した佐々木は、《送還/Unsummon》→《思い起こし/Call to Mind》で《送還》回収→《送還》→《霊気の達人》と粘ってやっと《縮退/Diminish》を引き込み、《悪斬の天使》を除去することに成功した。

 その上《墓場からの復活》で《悪斬の天使》を手に入れ、あっという間に攻守が入れ替わる。15点のライフを佐々木に与えた後、《堕落/Corrupt》で除去されて、完全にゲームが振り出しに戻ってしまった。

 お互いにクリーチャーを並べ合い牽制するのだが、先に動いたのは佐々木。フルアタックして、《水の召使い/Water Servant》と《霊気の達人/AEther Adept》が通ったのを見て《鼓舞する突撃/Inspired Charge》を放つ。一気に10点削ったが、斉藤にはライフが5点残った。

 斉藤は落ち着いて、膨大なマナに支えたれた《夜翼の影/Nightwing Shade》と、沼渡りの《沼の略奪隊/Bog Raiders》でダメージを積み重ねる。

 16点あった佐々木のライフが0になるまで、この2体が対処されることは無かった。

斉藤 1-1 佐々木

Game 3

 先手の佐々木は《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》《突撃するグリフィン/Assault Griffin》《包囲マストドン/Siege Mastodon》とマナカーブ通りの動きで斉藤に襲い掛かる。その上ブロッカーとして斉藤が呼び出した《夜の子/Child of Night》を《霊気の達人》で手札に返して、ダメージを稼いだ。

 それとは逆に、土地が3枚で止まってしまった斉藤だったのだが、ここで《平地》を引き込んで《審判の日/Day of Judgment》! 見事に1:4交換を成し遂げた。

 こうなってしまうとゲームは完全に斉藤のペースだ。《水晶球/Crystal Ball》でドローの質でも佐々木を圧倒する。

 しかしここで制限時間が来てしまった。追加の5ターンで必死にライフを攻め、《墓場からの復活/Rise from the Grave》で《幻影の獣/Phantom Beast》を釣るプレイできっちり残りライフを削れる計算だったのだが、無情にも佐々木は《思い起こし/Call to Mind》を唱え、《糾弾/Condemn》を回収した。

 これでこのターンに佐々木を倒す為には、別のカードが必要になった斉藤は、力を込めて最後のドローをするのだが実らず、このマッチは引き分けとなった。

斉藤 1-1-1 佐々木

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