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カバレッジ

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ラウンド3 平川 賢志郎 vs 荒木 渉

執筆 : 
Koji, Kazumasa   2009-7-12 13:00
Game 1

このラウンド3はラウンド課題でパックが貰える最後のチャンス。各プレイヤーのデッキ構築にも当然のように力が入っている。課題は「誘発させる」「1ターンに3枚カードを引く」となっており、これをフィーチャーした記事を書きたかったのだが、その為にデッキを作っている猛者の前では簡単な条件と言わざるを得ず、賞品のパックが瞬殺されてしまったので多くを語れずに残念だ。

先攻の平川が3枚土地を並べてエンド宣言すると、青赤デッキの荒木は意気揚々と《予言/Divination(M10)》の呪文を唱えて、控えめな性格の彼にしては大きな声でジャッジを呼んで1パックゲット。

その後も《ゴブリン弩弓隊/Goblin Artillery(M10)》で盤面をコントロールする荒木に対して、土地が詰まり気味で手札も重い平川は、新たな《灰色熊》こと《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear(M10)》を戦場に送り出すのみだ。
しかし、ナヤカラーの平川がなぜか1マナをタップしてジャッジコールをする。何が起こったのか解らなかったが、よくよく墓地を見ると《燃え立つ調査/Burning Inquiry(M10)》をプレイして3枚ドローしたと主張しているようだ。

「これはお互い3枚ドローで課題達成友情タッグか?」と筆者の脳内だけで盛り上がっていると、残念ながら課題は達成終了済みで、それを聞いた平川は「(この呪文を)戻してぇ~~!」と泣きながら《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M10)》《警備隊長/Captain of the Watch(M10)》というパワーカードを捨てる羽目になってしまった。まさに悲喜交々、人間模様である。

さて、その後のデュエルの内容も見て置こう。序盤は荒木の召喚した《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》が盤面を支配したが、《危害のあり方/Harm’s Way(M10)》で《包囲攻撃の司令官》を除去して均衡を保ち、実は平川のデッキにも入っていた《包囲攻撃の司令官》が戦場に出ると、それを《火の玉/Fireball(M10)》で《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin(M10)》もろとも吹き飛ばすという、一進一退の好ゲームが繰り広げられている。ライフも平川8-9荒木と僅差だ。

次に天秤がどちらへ傾くか、というところで荒木に《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar(M10)》が駆けつける。平川は必死で《チャンドラ・ナラー》に総攻撃し忠誠度を低下はさせるが、伝説のプレインズウォーカーはそう簡単には倒れない。

このまま荒木が2人対1人の優位でゲームを決める……かと思われたが、《反逆の行動/Act of Treason(M10)》で荒木の手下の《石巨人/Stone Giant(M10)》が寝返って総攻撃すると、残り僅かだった荒木の命の灯火は巨人が投げ飛ばしたクリーチャーのように消え去った。

平川 1-0 荒木


Game 2
最近マジックの公式コミュニテ
ィも解説されたSNSの「Mixi」をご存知の方も多いだろう。荒木はそこでマジックのコミュニティの管理人を務めており、今札幌マジック界で一番ホットな場所のキーパーソンだ。誰からも好かれる好青年で、落ち着いた雰囲気ながら周囲を惹きつけるカリスマ性には、彼を知る人なら異論はでないだろう。

その荒木、またも3ターン目に《予言》して手札を充実させ、続くターンに先程裏切られた《石巨人/Stone Giant(M10)》を戦場に出してから《幻影の召使い》を追加する。平川は《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M10)》を置いてからの次の行動が《包囲マストドン/Siege Mastodon(M10)》といまいち振るわない。

そんな平川に対して荒木は少し考えてから《ボール・ライトニング/Ball Lightning(M10)》を召喚、これが《石巨人》の起動型能力で飛行を得ながら《幻影の召使い》と共に平川に襲い掛かる。なんと9点の大ダメージを受けて、平川はもう残りライフが8、《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M10)》が《囁き絹の外套》を纏って、戦場に出ているクリーチャー数が少ない荒木を押し止めようとする。

後続を引き込むことができない荒木を尻目に、平川は続々とファッティを召喚し続けて場を制圧した。盤面で勝機の薄い荒木にはまだ、あと5点の平川のライフを一瞬で削る《火の玉》と《溶岩の斧》がデッキに眠っている。《目潰しの魔道士》で思うようにブロックできずライフを失っていきながら必死に防御を固めて僅かな望みを賭けたが、平川の《破門/Excommunicate(M10)》で心がぽっきり折れてしまうと共にライフも尽きてしまうのだった。

平川 2-0 荒木

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